新型コロナウイルス
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ご紹介内容の一覧です(過去コラム)
コロナとインフル同時流行
新型コロナウイルス、インフルエンザA型とB型が同時流行しています。
2023年末からどちらも患者報告数は高止まり状態で、新型コロナによる入院者数は昨年夏の流行「第9波」並みの高い水準となり新型コロナウイルスの流行は「第10波」と考えられます。
コロナワクチンの今後
ウイルスは流行に伴ってできる感染者の免疫から逃れるように、次のバージョンの変異株に変わっていきます。変異株に対応したワクチンで感染を完全に防御することは非常に難しいと思われます。一方で今回の新型コロナに対するmRNAワクチンは、強い細胞性免疫を誘導でき、変異株にも強く、また持続性も高いことが知られているので、3回接種した人については、細胞性免疫が十分誘導され重症化する可能性はかなり抑えられます。ワクチン接種に加えて感染経験があれば尚重症化リスクは下がり、感染症の終息につながると考えられています。
コロナ発生から3年
ウイルスは流行に伴ってできる感染者の免疫から逃れるように、次のバージョンの変異株に変わっていきます。変異株に対応したワクチンで感染を完全に防御することは非常に難しいと思われます。一方で今回の新型コロナに対するmRNAワクチンは、強い細胞性免疫を誘導でき、変異株にも強く、また持続性も高いことが知られているので、3回接種した人については、細胞性免疫が十分誘導され重症化する可能性はかなり抑えられます。ワクチン接種に加えて感染経験があれば尚重症化リスクは下がり、感染症の終息につながると考えられています。
コロナ第8波はあるのか
2022年1月第6波の主流だったオミクロン株BA1.1が緩やかにBA.2に移行し、6月~8月の第7波で、BA.2が変異した「BA.2.75」通称:ケンタウロス)が出現し、これまでとはいろんなタイプが合わさり全く異なる特徴を持つことから、ギリシャ神話の半人半獣に例えて「ケンタウロス」と呼ばれ、感染力は「BA.5」の3.24倍で感染力が強いことが分かり、日本ではオミクロン「BA.5」から「ケンタウロス」への置き換わりが進む可能性がありましたが、
日本人は1月にBA.2感染を一度経験していたことから、ケンタウロスはあまり広がらず、日本人にとってはBA.5の方が感染力が強く、第7波では「BA.5」が主流で大流行しました。
2022年秋冬コロナワクチン接種重要ポイント
オミクロン株対応コロナワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能で、接種タイミングに制約はありません。インフルエンザワクチン以外のワクチンの場合は、オミクロン株対応コロナワクチンと同時に接種できず、互いに片方のワクチンを受けてから2週間以上の間隔をあけて接種することとなります。
オミクロン株 BA.5
オミクロン株対応コロナワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能で、接種タイミングに制約はありません。インフルエンザワクチン以外のワクチンの場合は、オミクロン株対応コロナワクチンと同時に接種できず、互いに片方のワクチンを受けてから2週間以上の間隔をあけて接種することとなります。
コロナ7波はあるのか
オミクロン
東京都の新型コロナウイルスの感染者数は次第に減少し最近は1日の感染者数が20人前後となっています。しかしながら11月26日に南アフリカで新種のコロナ変異株が報告されました。
南アフリカで確認されたB.1.1.529(オミクロン)は約2週間前に発見された変異ウイルスで、一部の地域で急速に広がっていることが確認され、WHOは11月26日に、この変異ウイルスを「オミクロン」と命名し、あわせて「VOC(懸念される変異ウイルス)」に指定しました。
新型コロナワクチン3回目接種
厚生労働省の専門部会は10月28日、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人が対象の3回目接種について、希望する国民全員とする方針で一致しました。
時期は2回目から8カ月後が目安となります。職種や年齢などによる優先順位は設けないが、2月に先行接種が始まった医療従事者からとなる見通しです。厚労省は、11月に改めて専門部会を開き正式決定するとしています。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの接種間隔
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの接種間隔の基本的事項として、ファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンは、実績がないので接種前後2週間は他のワクチンを接種しないことを厳守してください。
新型コロナワクチンを先に2回済ませてから14日後、2週後の同じ曜日以後にインフルエンザワクチンの接種を開始することをお薦めします。
コロナワクチン3回目接種は必要か
ファイザー社、モデルナ社のmRNA ワクチンなど多くの新型コロナウイルスに対するワクチンは、 2 回接種によりほとんどの人に十分な免疫が形成されます。
しかし、免疫抑制剤を服用している人や高齢者においては、免疫が不十分な場合もあります。また十分な免疫が形成された場合も、半年程度は維持されると考えられていますが、それ以上の長期に維持されるかどうかは現時点では不明です。
コロナ治療薬
新型コロナ治療薬として点滴薬や、経口薬の使用が許可されると、新型コロナ感染症は簡易式の診断薬もあることから2類感染症からインフルエンザ相当の5類感染症に格下げされるかも知れません。
6月4日報道によると、米国で5月26日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の軽症から中等症の高リスク成人・小児患者を対象とした治療薬としてsotrovimab(VIR-7831)が、米国食品医薬品局(FDA)より緊急使用許可(EUA)を取得しました。
コロナ変異株(その2)
4月下旬からインド由来の変異株が英国株に続く「脅威」と考えられています。インド株は日本人に多い白血球の型による免疫が効きにくくなると指摘されており、感染力は英国株を上回るという報告もあり警戒が必要です。
インドでの感染は4月下旬1日34万人でメディアは連日インドの惨状を伝え、1週間平均では1日約34万人の感染が判明し、約2600人が死亡しています。病院のベッドが埋まり入院できない大勢が路上で酸素吸入を受けています。
コロナ変異株(その1)
2020年1月、国内で初めて感染が確認されたのは中国・武漢系統の株だった。武漢系統の株は消滅したましが、同年3月ごろに始まった「第一波」は欧州から流入した株が引き起こしました。
そして現在、欧州系統の株が、N501Yの変異株に置き換わりつつあり、さらに重複の変異を持ったインド株が出現し国内入ってきています。
コロナウイルスのワクチン
現在日本はファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社とコロナウイルスワクチンの輸入契約を結んでいます。今のところ日本での接種計画は、ワクチンを日本政府が購入して、国民への接種は区市町村が主導して行ない、接種希望者は自身の住民票のある区市町村でクーポン券により接種されるようです。
新型コロナウイルスの現状と今後 (その2)
新型コロナウイルスの現状と今後 (その1)
ニューヨークなどアメリカ東海岸やイタリア、スペイン、フランス、英国など欧州で流行している欧州株は武漢株より深刻な被害を出しており、さらに輸入症例からの広がりは感染経路がたどりにくいだけに一段の警戒が必要です。
喫煙と新型コロナウイルス
感染予防として手洗い・マスクが重要なように、ウイルスの付着した手で口元に触れることは感染のリスクになります。タバコを吸うと何度も口元に汚染された可能性のある手を近づけることになるため、感染リスクを高めることになります。