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小児科のご紹介
お子さんの発熱、咳、下痢、嘔吐などのお子さんの小児の疾患全般から、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、気管支喘息など幅広く診療致します。お子様のことで、何か異変に気づかれましたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。
●インフルエンザとロタウイルスが流行するシーズンの注意について
10℃以下になると、インフルエンザが流行しやすいです。日頃から手洗い・マスク着用・体調管理などの予防対策を心がけましょう。具合が悪い時は、どうぞご相談ください。
インフルエンザシーズン中に熱が出た場合は、熱が出てから半日くらい様子をみてからご来院いただくと、インフルエンザ検査で正しい判定が出やすいです。また、熱が無くても咳が出ている人は、インフルエンザの可能性があります。
ご紹介内容の一覧です(過去コラム)
- ロタウイルス感染症
- 子どもの鼻かみ
- アレルギーについて
- アデノイド
- 蟯虫症
- 解熱剤の使い方Q&A
- 発熱時おうちでできること
- 突発性発疹
- 熱性けいれん
- ジアゼパム座薬(ダイアップ)を使う方へ
- 子どもの夏かぜ ヘルパンギーナ 手足口病 プール熱
- マイコプラズマ肺炎
- RSウイルス感染症
- 小児の行動と発達
- 食物アレルギーの治療
- アトピー性皮膚炎
- みずいぼの治療について(プールに入れない子供のために)
- 伝染性膿痂疹 ( とびひ )
- 伝染性紅斑 ( りんご病 )
- 鵞口瘡 (がこうそう)
- 川崎病
- こどもと単純ヘルペスウイルスⅠ型
- インフルエンザ脳症
- 小児の心身症 チック障害
- 小児の包茎とその周辺疾患
- 夜尿症
- 小児の薬物誤飲および中毒
- 反復性腹痛
- 小児結核の症状、検査、治療について
ロタウイルス感染症
ロタウイルス感染症は秋から冬に多く日本では2~3月に最も多くみられます。
冬季嘔吐症と呼ばれ乳幼児の冬の急性下痢症の8割以上を占めます。
また、白っぽい米のとぎ汁のような水様下痢便で白色便性下痢とも言われ、激しい嘔吐を伴うこともあるため嘔吐下痢症、小児仮性コレラ、白痢などとも呼ばれています。
子どもの鼻かみ
アレルギーについて
アデノイド
一般的に扁桃腺と一語で言われていますが、扁桃には口蓋扁桃、咽頭扁桃、舌扁桃、 咽頭側索、耳管扁桃、孤立性リンパ小節などがあり、これらを総称してWaldeyer咽頭輪 といいます。扁桃腺の摘除というと、口蓋扁桃摘出とアデノイド(咽頭扁桃)切除の2つが あります。
蟯虫症
解熱剤の使い方Q&A
発熱時おうちでできること
突発性発疹
突発性発疹はヒトヘルペスウイルス6型というウイルスが原因です。
ヒトヘルペスウイルス7型というウイルスも突発性発疹と同様の症状をおこすことがあり、このため突発性発疹に2回かかったという子もよく見受けられます。
感染経路は確定されていませんが、母親からもらった移行抗体が子供から消失する生後6ヶ月~12ヶ月ころに最も多く見受けられ、この時期に母親から感染すると考えられています。
ほとんどの子供が1歳過ぎまでにはかかってしまうポピュラーな病気です。
熱性けいれん
ジアゼパム座薬(ダイアップ)を使う方へ
子どもの夏かぜ ヘルパンギーナ 手足口病 プール熱
マイコプラズマ肺炎
RSウイルス感染症
小児の行動と発達
食物アレルギーの治療
食物アレルギー治療の原則は他のアレルギー疾患と同様に原因の除去、すなわちアレルゲンを含む食品の摂取を回避することです。食物が他のアレルゲンと大きく異なるのは、抗原性を保ったまま生体内に吸収されて初めてアレルゲンとして作用するので、成長に伴って腸の消化能力と免疫能力が成熟すると、大半の人は耐性を獲得してアレルゲンを食べてもアレルギーがでなくなります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、アトピー型気管支喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚炎や蕁麻疹を起こしやすいアレルギー体質(アトピー素因)の上に様々な刺激が加わって生じる痒みを伴う慢性の皮膚疾患と考えられています。患者さんの約8割は5歳までの幼児期に発症し、従来は学童期に自然治癒すると考えられていましたが、成人まで持ち越す例や、成人してからの発症・再発の例が近年増加しています。
みずいぼの治療について(プールに入れない子供のために)
みずいぼ(伝染性軟属腫)はウイルスによって起こる疾患です。10歳以下、特に幼稚園前後の子ども達に起こります。形は、直径1~5mmほどの半球状に盛り上がったやや光沢のある丘疹で、いぼの真ん中がへそ状に凹んでいるのが特徴で、色は白から肌色、赤みががったものまで様々です。つぶすと中から白い物がでてきて、これが直接的に皮膚の違う場所にくっついたり、他のヒトに付いて伝染していきます。みずいぼで困ることは、プールに入れなくなることです。
伝染性膿痂疹 ( とびひ )
伝染性紅斑 ( りんご病 )
伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19の飛沫感染によって引き起こされ、爆発的流行とはいえませんが、明らかに特定の集団に流行し小流行の型をとることが多くみうけられます。
現在、伝染性紅斑は12月から今月までも流行中です。(2015年4月27日現在)
鵞口瘡 (がこうそう)
鵞口瘡はカンジタ・アルビカンスという真菌による口腔内感染症で、従来は栄養失調児や衰弱児にみられることが多いとされていましたが、近年はその他に異常のない新生児が、分娩時の母親の産道から感染を受けて発症することが多くみられます。
川崎病
川崎病(Kawasaki disease)とは、おもに乳幼児にかかる急性の熱性発疹性疾患で、1961年に小児科医の川崎富作が患者を発見し、1967年に報告し名づけられました。小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS:MucoCutaneous Lymph-node Syndrome)とも言われますが、世界的には川崎病が一般的です。
原因は特定されていませんが、血液中にサイトカインと呼ばれる化学物質が増え、冬に多く地域流行性があることから何らかの感染が引き金となって起こると考えられています。
日本をはじめとするアジア諸国に多く、欧米では少なく、男女比は1.3~1.5:1でやや男児に多く、発症年齢は4歳以下が80%以上を占め、特に6ヶ月~1歳に多い病気です。
こどもと単純ヘルペスウイルスⅠ型
インフルエンザ脳症
インフルエンザ予防接種のシーズンとなりました。急速に意識障害が進行し、患者の1~3割が死亡するインフルエンザ脳症のガイドラインが2005年末に厚生労働省インフルエンザ脳症研究班から発表されましたので、簡単にご紹介します。
小児の心身症 チック障害
近年、子どもを取り巻く環境の変化として、核家族化、少子化、母親就業の増加などがあり、これらによる親子関係、家庭問題に起因する精神的な問題、さらに、学校や社会環境の悪化などによるストレスが加わることにより、心身症をはじめとする心因性の障害が増えてきています。
小児の包茎とその周辺疾患
夜尿症
5歳以上の子どもで、夜間、不随意に排尿する状態を夜尿症といいます。
夜尿症は基本的に一次性と二次性に分類されます。発達と関係する一次性の夜尿症は、生まれてからずっと続いているもので、夜尿が無い日が大体一週間を越えないもの。心因性による二次性の夜尿症はある程度の期間夜尿を見なかったのに何らかの出来事をきっかけに夜尿が始まったものです。
小児の薬物誤飲および中毒
小児の薬物中毒事故は成人の約6倍です。年齢別にみると1~4歳に最も多く、次いで0~1歳です。好奇心が旺盛になる年齢です。小さな子供の場合、実際に飲んだかどうか、またどの位の量を飲んだのかはっきり見当がつかないことが多いので、周囲の状況から判断せざるを得ないですが、実際には飲んでもごく少量の場合が殆どで、中毒まで進むものは薬物誤飲の300~1000例に1例位といわれています。5歳未満の子供で最も多いのはタバコ、次いで医薬品、化粧品、殺虫剤、洗剤の順に多く、5歳以上になると頻度としてはずっと少なくなりますが、その内容は医薬品が多く、次いで石鹸、洗剤、体温計の水銀の順となり、またボタン電池の誤飲も多くなります。
反復性腹痛
反復性腹痛とは、少なくとも3カ月の期間にわたってくり返し
3回以上起こる腹痛のことをいいます。
原因の多くは、不安や、学校、友人、両親、家族間における
ストレスが原因で生じた心理的な悩みと考えられます。